今朝のテレビ番組「スッキリ」の中で
こどもの質問に答えるというコーナーがあり
そこで出された8歳の子の質問が
「人は何のために生きるのか?」でした。

番組に出演の所ジョージさん曰く

「若いときはわからないものだけど
オジサン位年を重ねるとなんとなく
わかるものなのよ、だからとりあえず
生きてみればいいのよ。」

うーん、言いたいことはわかるけど
子供への答えとしてはちょっと無理があったようで
子供のジャッジは△でした。

私も、同じ質問を相談者の方から受けたことが
あります。その時にどうお応えしたかは覚えてない
のですが、今、あらためて考えて........

「人は何のために生きるのか、最初は誰にも
わからないけれど、大人になって自分の意志で
生きるようになって、“ 自分の心の居場所 ” を
見出せたら........」

というのは少し答えに近づけるでしょうか?

少し前に題名に惹かれて萩尾望都さんのエッセイ集
『一瞬と永遠と』を手に取りました。

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   萩尾望都 著  朝日文庫

萩尾望都さんは子供のころ
人間は何のために生きるのだろうと考え
そのことを考え続けるうちに、『 トーマの心臓 』
などの作品が出来上がったと語っています。

その後『 トーマの心臓 』 は舞台化されました。
演出家や役者さんの表現のもとに一つの作品となって
原作者の萩尾さんが舞台で観た「一瞬の真実」。

“ 自分の心の居場所 ” とは
他者とのかかわりがあって、共感があって
持ち得るものなのだと思います。

人の中に居て、活かし活かされた時
今ここにいる意味 を感じさせてもらえるのかも
と思っています。


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